ピーリング石鹸の使い方NG集
ピーリング石鹸は見た目は普通の石鹸ですが、AHA(フルーツ酸)が配合されています。酸で不要な角質を溶かしとる作用があります。だから肌の弱い人はピリピリしたり、赤くなったりすることもあるほどです。使い方には気をつけたいポイントがあります。
NG!毎日使う
わたしは知識がないまま毎日ピーリング石けんで熱心に洗顔をしてカッサカサに肌を乾燥させてしまったことがあります。どうしてこんなに乾燥しちゃったんだろうと調べてみて初めて気づきました。
でもそのAHA配合の洗顔石鹸には毎日使ってもいいと書いてあったんです。肌が強い人なら大丈夫なのかもしません。
ピーリングは肌への負担を考えて週に1~2回の使用がおすすめです。
NG!ゴシゴシこする
ピーリング石けんに配合されているAHAは強い成分ですから、肌の上に乗せるだけで十分です。ゴシゴシこするのは普通の石鹸でもNGなのですから、酸の入ったものでは絶対にこすっちゃダメです。肌負担を大きくすることは老化への道を速度を上げて進むことに。
ピーリング石鹸は泡立て専用のネットなどを使ってメレンゲのような泡をしっかりつくりましょう。あとは、指がお肌に直接触れないように泡で顔をそっと洗います。泡を乗せるだけでもOKです。2~3分そのまま泡パックをするとAHAの効果がよりしっかりお肌に働きます。
スキンピールバーのサンソリットさんによれば、泡の量はピンポン玉2つ分くらいが目安だそうです。
NG!ササッとすすぎ
ピーリング石鹸だけじゃなく、洗顔はすすぎがとっても大事です。肌をこすらないように、でもしっかりとすすぎましょう。肌の上に石けんが残っていると肌荒れの原因になります。十数回ほどバシャバシャとお肌に水化ぬるま湯をかけてしっかり洗い流します。
石けんの洗い残しがあるのは、髪の生え際、小鼻の回り、顎の下。
髪の生え際は、髪の毛をしっかり留めてから洗わないとついつい残しがちなので、ヘアバンドなどで髪が落ちてこないようにして洗顔しましょう。
小鼻の横によく白ニキビができる人は洗い残しが原因かもしれません。意識してすすがないと小鼻の回りは落ちにくいんです。
NG!シャワーのお湯を直接浴びて流す
ピーリング後の肌は少し削られて敏感になっている状態です。だから熱いお湯ですすぐのもNGなんです。シャワーを浴びながらピーリング石けんを使う時に注意したいのはシャワーの水圧のあるお湯を浴びながらすすぐこと。肌刺激が強くなってしまうので要注意です。
面倒でも洗面器にぬるま湯をためてすすぐようにしましょう。